前回、会場確保に苦労されていた様なので、今回は弊社ナビプラスの会議室を提供しました。参加人数が10名ちょっとで、まぁこの程度の人数だと特に問題なく良い感じであったと思います。
今回も前回同様に、「StanとRでベイズ統計モデリング」に準拠しつつ、Stanとベイズ統計の入門でした。参加者が毎回ほぼ入れ替わってしまうという都合上、読書会というよりは毎回講習会形式になってしまうのはやむを得ない感じはします。
前回は話を聞くだけだったので、今回はちょっとだけ発表もしました。どうせならRStanじゃなくPyStanで、ということで、
- PyStanのチュートリアルに使われる8 schoolの例題
- 「状態空間時系列分析入門」のUKdriversをRstanでやった話をPyStanに置き換えたもの
を用意しました。もうちょっと時間があるかと思ったのですが、時間の都合でLTみたいに駆け足での発表になってしまいました。まぁPyStanの環境さえ揃えば自分で動かして確認いただければとは思います。発表に使った Jupyter Notebook はhttps://github.com/takashi-miyamoto-naviplus/my-talk/tree/master/bayes_20160215にて公開しています。
ベイズ統計関係の読書会というと、Bayesian Data Analysis 3 輪読会というのもあるようですね。こちらは洋書ですが、ちゃんと演習問題を解く様な輪読会形式の様です。あるいは東京でも輪読会形式で「StanとRでベイズ統計モデリング」の読書会すると良いのかな。