JAWS-UG HPC #8に参加しました。
AWSのユーザーグループのHPC(High-performance computing)関係の人たちの集まりです。普段参加してるHadoop関係とか機械学習関係とはまたちょっと違う感じで興味深かったです。
最初の発表はDassault Cloudの話。CADとかの周りにソーシャルっぽいUIをつけて、チーム内での解析依頼とか進捗の見える化みたいなの図るコラボレーションツールの様でした。
次の発表はHPC on AWSで、HPCに関係しそうなAWSのupdate情報でした。
* インスタンス値下げ:T2, M4, C4
* Amazon Workspace Graphics bundle: GPU(4GB memory), 8 core CPU, 15GB memory のインスタンスが $30/月+$2.4/h で、ブラウザ上から操作できる仮想デスクトップ、ということらしい。HPC分野だと、データ可視化でローカルにデータを落とせないほど巨大になってるので便利らしい。
* R4(memory多い)、I3(NVMe SSD)、C5(計算用)、F1: FPGA付きインスタンス。Elastic GPU:FPGAを使いこなせると色々高速化できるのだろうな、と思います。自分にはスキルないけど。Elastic GPUはEC2インスタンスにGPUをattachできる。
* AWS Batch、AWS AppStream:AWS Batchはちょっと勉強したほうがよさそう。バッチのcron用にEC2立てなくても良いってことですかね。
最後にre:Invent2016振り返り。今回初参加でよくわからないところも多く、多少内輪受けのような気もしました。
ライトニングトークは、
* F1インスタンスの話
* PG-Stromの話。PostgreSQLの中でCPUが行う計算をGPGPUにさせるというもので、SQL内で実行するkNNの計算を100倍に、という話でした。個人的にはSQL内で重い計算回すのどうなのかなとは思うのですが、データのある場所で計算を終わらせるべきと思うと、確かに効率良いのかも。
* AWS Step Functionの話。元SIer的にはバッチジョブといえばジョブスケジューラ的なものがあって当然という感じだったんですが、これを使えばよさそうという気がします。非常に勉強になりました。