2016年スタンフォード大学インターンシッププログラムレポート by エミリー

投稿者: | 2016年9月13日

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髙橋です。以前の投稿の通り、今年はエミリー・フランクリンさんを受け入れていましたが、インターンシップの終わりに今回のインターンシップについて記事を書いてもらいましたので紹介させていただきます。エミリーさんは日本語が堪能で、この記事も日本語で書いてくれました!


こんにちは!
エミリーと申します。ナビプラスで二ヶ月間のインターンシップに携わりました。

自己紹介:スタンフォード大学の3年生で、9月から4年生になります。コンピュータサイエンスと日本語という二つの専門を勉強しています。日本語は、中学生の頃から勉強し始めて、高校生の時に10ヶ月間の留学をしたので、日常会話はできていますが、コンピュータサイエンスは英語だけで分かりますから、インターンシップで言語の壁を感じました。出身はアメリカのニューハンプシャー州で、両親は二人ともアメリカ人ですが、母の両親が中国から移民しました。(私も母も中国語を話せません。)趣味は、ビリヤードと、友達と料理することと、ボードゲームです。将来は日本で働くことになる可能性がありますが、実家から遠いですからまだ決めていないです。

ナビプラスでのインターンシップは始めてのテック系のインターンシップでした。ナビプラスでインターンシップをしようと思った理由は、ナビプラスがウェブで様々な情報を使ってサービスを作るからです。学校で少しウェブの勉強もデータベースの勉強をしたことあって、できればそれを生かしたいと思ってナビプラスに申し込みましたが、逆にここでプログラマーになるためのより有利な勉強ができたという気がします。(それに、ナビプラスは学校の留学プログラムのとのつながりがありますから、申し込みやすかったです。)

実際にインターンシップを始めた時、学校で書くプログラムと会社で書くプログラムがかなり違うという現実にぶつかりました。まるで初心者のレベルから始まったようですが、周りの同僚がすごく優しくて、いつでも質問していいという雰囲気でしたから、困っていても不安はほとんどなかったです。ソフトウェアをチームとシェアするためのGitHubを使いこなせる同僚が様々なコツを教えてくれました。

インターンシップでしたこと:課題は二つありました。一つ目はデータのフォーマットを自動的に変えるアプリを作ることでした。ナビプラスはB2Bで、他の会社のデータを使う場合があります。もちろん、会社が持っているデータ(ユーザー名, メアド, LINE IDなど)はそれぞれ違いますので、ナビプラスが欲しいデータを抜き出してそのデータを保存する必要があります。他社のサーバーからナビプラスのサーバーに写す必要もあります。ですから、課題の「自動的」とは、他社とナビプラスの管理者としてログインするための情報と一クリックだけで全部をやってくれるようにすることです。

このアプリをnode webkitで書いて、WindowsとMac用のリリースを作りました。授業と違って、オープンソースのライブラリーをたくさん使えました。それに、Windowsでリリースするためのインストーラーも作りました。最初はnsisというライブラリーを使ってインストーラーをを作ろうとしましたが、インストーラーを日本語にすることはできませんでした。しかし、丁度7月27日に、nsisは新しい3.0バージョンができて、ユニコードをサポートするようになったおかげで、結局インストーラーを作れました。

もう一つの課題はイメージサーバーを作ることでした。URLに入っているパラメータによって、イメージを作り出すという課題でした。デモンストレーションする日の前日、デモ用のウェブページを書きました。

このインターンシップができて、誠にナビプラスに感謝しています。